あそ(という風景)をよむ(2019)

私たちが知っている本の形は、ページがぎっしり綴じられて、人間の手の大きさに合わせてサイズが決められ、周りの環境に影響されずどこにいても読めるように設計されている。この本は、熊本県阿蘇山という自然の中で集めてきたテクスチャーをデジタル再構築し、紙という平面に印刷し、さらに展示空間に拡張させていく。ここでしか読めない本を、自然とデジタルの要素が混ざり合ったイメージで作り上げた。(2019年、インスタレーション)

「GEIDAI BIBLIOSCAPE 2019 – オブジェとしての本」展示作品

Images/collaboration project with Dino Rib